電子部品メーカー
営業と生産をつなぎ、採算の見える組織へ

背景
営業と生産の部門が別々に動き、品番ごとの採算や見積の基準が担当者によってばらついていた。原材料価格の変動を売価に反映する仕組みもなく、利益が出ているかどうかを品番ごとに説明できない状態だった。
支援内容
- 「採算の見える化と見積の標準化」「主力製品の収益改善」「会議と業務の効率化」の3チームを立ち上げ、月次で伴走
- 長く動いていない品番の洗い出しと、扱いを決めるための判断基準づくり
- 見積の考え方と管理費の載せ方の統一
- 原材料価格の変動を売価に反映する進め方の整理
- 経営への中間報告で論点を整理し、組織の見直し後も継続して支援
成果
長く動いていない品番を数千点規模で洗い出し、採算の見えない品番の扱いを決める土台ができた。見積の基準を一本化し、原材料価格の変動を売価に反映する進め方を整理。部内で決めきれない論点を、経営が判断すべき事項として社長に上げる形をつくった(支援は進行中)。
進め方のポイント
改革のテーマを「仕組みの導入」から始めず、部門をまたいで同じ数字を見られる状態をつくるところから始めました。チームごとに月次で進捗と詰まっている点を確かめ、部内で決められることはその場で決め、決められないことは経営の判断事項として整理しています。
止まっている論点をたどると、多くは現場の努力では動かせない「会社のルール・仕組み・役割」に行き着きます。それを経営に上げる形をつくることが、改革を前に進める鍵になっています。